第3回 もの(サービス)を売る責任−成功するしくみ:リフォーム・新築の高屋工務店(京都)

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第3回 もの(サービス)を売る責任(2009年1月28日)

責任と本質

第3回目のコラム 前回に書かせていただいた「もの(サービス)を売る」の、「責任と本質」について書こうと思います。

住宅の産業

オバマ大統領の就任演説のキーワードの一つに、”責任”という単語がありました。日本でも、成人式をむかえた新成人からは、”責任感を持ちたい”という言葉が聞かれます。

”物を作る・売る”立場の者には、世間でも知られる法的な責任が課せられます。動産類には”PL法”があります。不動産類、住宅には”品確法”があります。この流れで住宅の産業に、話題をつなげます。

一般的にも完全に使い古された言葉ですが・・・消費者の立場からみて、住宅の購入というのは、おそらくほとんどの人にとって”一生に一度の大イベント”です。新製品を買ったのに、半年でヴァージョンアップ製品が出て、劣等感を感じてしまう電子機器類を購入するのとは違います。また、それより遥かに金額は大きくなりますが、4年や6年で買い換える存在の、日本車を買うのとも明らかに違います。なので、建築を提供する立場の私たちは、この事を建築業の基本の一つとしてもう一度認識すべきで、また常に心得え、責任感を持つべきところだと考えます。

”住宅”と一言でいっても、建築のジャンルは多様です。構造的にもデザイン的にも、色んな考え方があります。ジャンルの多さなら、洋服や音楽にも負けず劣らずではないでしょうか。

一般的に、住宅の購入を具体的に考えているという方でも、相当な専門的なこところまで勉強される方と、逆に、何も解らないので、最初から提供者のフルサポートが必要な方がおられます(中には”全てお任せ”という方もあるかもしれませんが・・・)。

前者の場合、建築に対する個人的な思い入れが相当強く、構造的にもデザイン的にも、具体的な希望が出来上がっていたりと、提供する側のサポート量は後者と比較すると少なくなります。

また、後者に対する場合には、提供する側は、正しい知識で決しておごらずに頭から解りやすく、共に住宅をビルドアップする要素が強くなります。特にどちらが楽かということもいえません。ただ、どちらにも共通して言えることは、建築人としての責任感の有りようです。人道的な部分に関してはもちろんですが、建築知識、建築技術を総合的に正しく備えている事が大前提です。

しかし、現実をみると、建築基準法は毎年、何項目にも渡って改正されていることからわかるように、”建築はまだまだ発展途上”であるといえます。最新鋭の技術が誕生するだけでなく、古い技術が今の科学をもって、たびたび法的に見直されたりもするこの業界で、私たち提供する立場の者に課されている更なる仕事は、”今見ることが出来る限りの本質”を見極めることです。

新しい技術開発には多額な費用がかかります。古い技術を科学的に見直すのにも同様です。しかし、建築に関しては”本質的な技術開発力”は決して資金力に比例しません。もちろん、あるに越したことはないのですが・・・

私は建築の本質を、責任感を持って常にアップデートしつづけます。

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