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京都市の中古住宅リフォーム|安心すまい応援金の要件|注意点

KYOTO / USED HOME REFORM

中古住宅を買ってリフォームする前に、応援金の手順を確認

京都市の「京都安心すまい応援金」は、子育て世帯が既存住宅を購入し、市内事業者によるリフォームを行う場合に活用を検討できる制度です。工事内容だけでなく、エントリーと契約・転居の順番も計画に組み込む必要があります。

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中古住宅のリフォーム計画を相談する家族のイメージ

中古戸建てや中古マンションを購入して、自分たちの暮らしに合わせて間取り・水回り・内装を整える計画では、物件の購入費用とリフォーム費用を別々に考えがちです。しかし、京都市内で子育て世帯が既存住宅を取得する場合は、購入後のリフォーム実施が交付要件に含まれる「京都安心すまい応援金」を確認する価値があります。

この制度は、単に工事費の一部を精算する一般的な改修補助とは異なり、既存住宅を生活の本拠として購入し、市内事業者によるリフォームを行うことを基本要件とする応援金です。対象となる住宅の築年数や購入価格、子どもの年齢、申請のタイミングを早い段階で整理しなければ、計画後半で条件に合わないことが分かるおそれがあります。

ここでは、2026年10月15日時点で京都市が公表している令和8年度の内容を基に、京都市リフォームと中古住宅購入を一緒に進める際の確認点を、住宅・マンションの改修計画に沿ってまとめます。

POINT

京都安心すまい応援金は、リフォームの内容だけで判断する制度ではありません。既存住宅の購入、市内事業者との工事契約、エントリー、転居の順番を契約前から確認することが重要です。

01
ELIGIBLE PLAN

京都安心すまい応援金は購入後のリフォームを含む制度

京都安心すまい応援金の正式名称は「京都市子育て世帯既存住宅取得応援金」です。京都市への定住・移住の促進と既存住宅の流通促進を目的とし、市内に住むために既存住宅を購入する、未就学の子どもがいる世帯を対象としています。

京都市の公表内容では、既存住宅の購入後に、市内事業者が施工するリフォーム工事を実施することが基本要件の一つです。そのため、物件購入だけで完結する計画や、リフォームを実施しない計画は、この要件には当てはまりません。

キッチン・浴室・洗面・トイレなどの水回り更新、内装の改修、使い勝手に合わせた間取りの見直しなどを検討する場合でも、制度上の詳細な対象工事の判断は、個別の計画と公式案内を照らして行う必要があります。見積もりを取る前に、購入予定物件と工事の考え方を整理しておくと、住宅探しと改修計画をつなげやすくなります。

02
BASIC REQUIREMENTS

基本額100万円を確認するための主な交付要件

令和8年度の案内では、以下の基本要件をすべて満たす世帯に100万円が交付されます。購入する物件だけでなく、世帯構成と工事の依頼先も条件に関わるため、仲介・融資・設計施工の打合せで共有しておくことが大切です。

確認項目 京都市が公表している内容
世帯 未就学の子どもがいる世帯。妊娠中を含みます。
住宅 築5年以上かつ購入価格500万円(税抜)以上の既存住宅を、生活の本拠として購入すること。
築年数の考え方 令和8年度にエントリーする場合、2022年3月31日までに建築された住宅が対象です。
リフォーム 既存住宅の購入後に、市内事業者が施工するリフォーム工事を実施すること。
居住 交付後の要件として、対象住宅を生活の本拠として使用することが求められます。

中古マンションを購入して住戸内を改修する場合も、まずは購入予定の建物が築年数・価格の要件に合うかを確認することが出発点です。マンションでは専有部分の工事であっても、管理規約や工事申請、床材・設備の制約があるため、応援金の条件確認と並行して改修可能な範囲を調べる必要があります。

京都の住宅リフォームについて見る、またはマンションリフォームの計画ポイントを見ることで、物件種別に応じた改修の考え方も確認できます。

03
ADDITIONAL GRANT

加算要件を満たす場合は最大200万円の交付額に

基本要件を満たす場合に加え、京都市が示す加算要件に該当すると、1項目につき50万円が加算されます。加算は最大2項目までで、基本額と合わせた交付額は最大200万円です。

  • 子どもが2人以上いる世帯
  • 子どもが3人以上いる世帯
  • 購入する既存住宅が京町家、または京都市の認定を受けた管理計画認定マンションであること
  • 世帯が市外から京都市へ転入すること

令和8年度からは、子どもが3人以上いる世帯の加算が追加されました。子どもが3人以上いる場合は、「子どもが2人以上」と合わせて2項目分の加算となる旨が京都市の案内に記載されています。

京町家を購入して住まいとして改修する場合は、応援金に加え、工事内容によっては別の改修支援制度を検討できることがあります。ただし、補助金ごとに対象建物、対象工事、申請の順番、書類が異なります。制度名だけで併用できると判断せず、各制度の公式案内と工事計画を個別に照合してください。

04
ENTRY TIMING

リフォーム工事の契約や転居より前にエントリーを確認

この制度で特に注意したいのが、事前申出(エントリー)の時期です。京都市は、エントリー前にリフォーム工事の契約または転居に伴う住民票異動を行った場合、交付対象とならないと案内しています。

中古住宅の購入では、売買契約、住宅ローン、引渡し、設計打合せ、工事請負契約、着工、転居が近い日程で進むことがあります。工事を急ぐほど、設備の発注や施工枠の確保を優先したくなりますが、応援金を検討するなら先にエントリーの可否と必要書類を確認する流れが欠かせません。

01

購入予定住宅の条件を整理する

築年数、購入価格、自己居住の予定、売買契約日を確認します。売買契約日から1年以内のエントリーが必要です。

02

リフォームの依頼先と工事の進め方を確認する

市内事業者による施工が基本要件です。見積もり・契約の予定日を、エントリー時期と合わせて検討します。

03

転居日を含めて申請手順を確認する

工事契約と住民票異動のいずれも、エントリーより先にならないよう注意します。

リフォーム内容や予算の検討と制度確認を別工程にすると、契約順序の調整が難しくなる場合があります。物件を決める段階から、リフォーム会社へ制度の利用予定を伝えることが実務的です。

中古住宅リフォームの現地確認をするイメージ
05
SCHEDULE & CONTACT

令和8年度のエントリー期間と交付申請期間

令和8年度の事前申出(エントリー)期間は、2026年4月1日から2027年3月31日までです。交付申請は、2026年4月1日から2027年12月31日までとされています。

京都市の案内では、令和7年度にエントリーした方については、2026年12月31日までに交付申請を行う必要があるとされています。エントリーした年度によって申請期限が異なるため、過去に手続きを始めている場合は、当初の受付番号や案内書類を確認してください。

申請・相談窓口は京(みやこ)安心すまいセンターです。中古住宅の購入とリフォームを組み合わせる計画では、制度の対象可否だけでなく、申請に必要な書類や提出時期も変わり得ます。最新の公式案内を確認したうえで、余裕を持って相談することをおすすめします。

交付後の注意点

応援金の交付を受けた日から5年を経過する日より前に、対象住宅を生活の本拠として使用しなくなった場合や、住宅を譲渡した場合は、返還の対象となることがあります。売却、賃貸、家主不在型民泊での使用などを検討する場合は、事前に窓口へ確認が必要です。

06
REFORM PLANNING

中古住宅リフォームは物件調査と工事範囲を同時に考える

中古住宅の改修では、見た目を整える内装工事だけでなく、給排水管、電気容量、換気、断熱、窓、床下・小屋裏、構造の状態など、購入前には見えにくい要素が工事範囲に影響します。特に築年数が経過した戸建てでは、間取り変更や水回りの移動に伴って、下地・配管・電気工事の検討が必要になることがあります。

中古マンションでは、専有部分の改修に加え、共用部分との取り合い、管理規約、工事可能な曜日・時間、配管や排気経路の条件を確認します。購入前の内見時点で、希望するキッチン・浴室・洗面・トイレの更新が可能かを判断できると、購入後の計画が進めやすくなります。

京都市リフォームで応援金の利用を検討する場合も、制度のために工事内容を急いで決めるのではなく、住み始めてからの暮らしやすさと建物の状態を優先して計画することが基本です。予算は、物件価格、諸費用、改修工事、予備費を分けて考え、必要な工事の優先順位を整理しましょう。

株式会社 空間デザインエイトでは、戸建て住宅のリフォーム、中古マンションを含むマンションリフォームについて、暮らし方と既存建物の条件を踏まえたご相談を承ります。制度利用を予定している場合は、初回の相談時にお知らせください。

情報源

制度・補助金・価格・商品情報は変更や訂正が行われる場合があります。申請や契約の前に必ず最新の公式発表をご確認ください。

07
SUMMARY

中古住宅の購入・リフォーム・エントリーを一つの計画として進める

京都安心すまい応援金は、未就学の子どもがいる世帯が京都市内の既存住宅を購入し、市内事業者によるリフォームを実施する際に検討できる制度です。基本要件を満たすと100万円、加算要件により最大200万円が交付されます。

一方で、エントリー前のリフォーム工事契約や住民票異動は対象外となる重要な注意点があります。物件探し、購入契約、リフォームの見積もり、工事契約、転居の予定を並べ、公式窓口へ確認してから進めることが、制度と住まいづくりを両立させるポイントです。

COMPANY / CONSULTATION

京都で中古住宅を自分らしい住まいへ整えるために

中古戸建て・中古マンションのリフォームでは、購入予定物件の状態と、これからの暮らしに必要な工事を一緒に見極めることが大切です。水回りの更新、内装、間取り、断熱や窓の見直しまで、計画段階からご相談ください。