KYOTO / BAKERY RENOVATION
京都市の小規模テナントを
少人数で営める小さなパン屋へ新装
厨房から販売まで動きやすいベーカリーへ
京都市内の小規模テナントを活用し、パンの製造・陳列・販売までを少人数で行いやすいパン屋・ベーカリーへ新装しました。
厨房機器に必要な電気容量・給排水・換気設備を整えながら、限られた床面積を無駄なく使い、焼きたてのパンが主役になる売場と厨房を計画した施工事例です。

京都市
KYOTO CITY
小規模パン屋
BAKERY
店舗新装工事
DESIGN & CONSTRUCTION
ご相談の背景
H様はこれまでパン製造の現場で経験を積まれ、独立開業に向けて京都市内でテナントを探されていました。
「売場は小さくても、焼きたてのパンが見やすく、少人数で効率よく運営できるお店をつくりたい」と、ホームページからご相談をいただきました。
候補となったのは、住宅地と商店が混在する通りに面した小規模テナントです。
以前は物販店として使用されていたため、パンを製造するための厨房設備がなく、オーブンやミキサーなどを使用するための電気容量、給排水、換気設備を新たに整える必要がありました。
また、限られた床面積の中で厨房を広く取りすぎると売場が狭くなり、反対に売場を優先すると毎日の製造作業がしにくくなります。
そのため、必要な厨房設備と売場面積のバランスを取りながら、少人数でも無駄なく動ける店舗づくりが今回の大きなポイントとなりました。
お客様のご要望
焼きたてのパンが主役になる売場にしたい
店舗そのものを目立たせすぎるのではなく、パンの焼き色や形が自然に引き立ち、来店したお客様が商品を見やすい売場をご希望でした。
少人数でも運営しやすいパン屋にしたい
製造から陳列、販売までの移動距離をできるだけ短くし、一人または少人数でも無理なく営業できる店舗動線を重視しました。
小規模なテナントを無駄なく使いたい
オーブンやミキサー、冷蔵庫など必要な厨房機器と収納を確保しながら、小さな売場でも窮屈に感じにくいレイアウトを目指しました。
パン屋の設計・プランニング
打ち合わせでは、販売予定の商品数や一日の製造量、使用する製パン機器、スタッフ人数、商品の陳列方法や受け渡し方法まで確認し、実際の営業を想定しながら店舗レイアウトを検討しました。
特に重要だったのが、オーブン・ミキサー・発酵器・冷蔵庫などを使用するための電気設備です。
既存の電気容量では使用予定の機器を同時に稼働させるには不足していたため、各機器の仕様を確認しながら必要な電気容量と専用回路を整理しました。
あわせて、製造用シンクや手洗い設備までの給排水経路、オーブンの熱や厨房内の湿気を外へ排出するための換気経路も確認しました。
物件で必要な設備工事が可能かどうかを早い段階で整理し、その条件を店舗プランへ反映しています。
厨房では、材料準備から生地づくり、成形、発酵、焼成、仕上げ、売場への陳列までの流れをできるだけ短くつなぎました。
売場についても、お客様がパンを選びやすく、スタッフが焼き上がった商品を補充しやすい位置関係を意識しています。
DESIGN CONCEPT
BAKERY × WARMTH × EFFICIENT FLOW
焼きたてのパンが主役となる明るく温かみのある空間と、製造から販売までを少人数で効率よく行える動線の両立を基本コンセプトとしました。
木目と白を基調に、厨房と売場のつながり、可変性のある陳列、厨房機器や収納の位置まで一体的に計画しています。
電気・給排水・換気設備を確認
製造工程に沿った厨房配置
パンが見やすい売場を計画
パン屋の新装工事で工夫したポイント
製造スペースと売場をつなぐレイアウト
入口側を売場、奥側を厨房としてゾーニングし、お客様の動線とスタッフの製造動線を整理しました。
腰壁と透明な間仕切りを組み合わせることで厨房への進入を防ぎながら、パンを製造する様子がほどよく感じられる店舗としています。
パンの製造工程に合わせて厨房機器を配置
材料準備、生地づくり、成形、発酵、焼成、仕上げという製造工程に沿って厨房機器を配置しました。
焼き上がったパンを短い距離で売場まで移動できるようにすることで、少人数で営業する際の無駄な往復を減らしています。
製パン機器に合わせて電気・給排水・換気を整備
オーブン、発酵器、ミキサー、冷蔵庫などの機器仕様を確認し、必要な電気容量と専用回路を計画しました。
あわせて製造用シンクや手洗いの給排水設備を設け、オーブンから発生する熱や厨房内の湿気を排出できる換気設備も整えています。
パンの焼き色が引き立つ木目と白の売場
陳列棚は壁沿いを中心に配置し、中央には商品の種類や量に応じて位置を調整しやすい可動式の小型陳列台を設けました。
内装は木目と白を基調にすることでパンそのものが目に入りやすくし、照明も陳列棚へ自然に光が届くよう調整しています。
パン屋やベーカリーの店舗工事では、内装デザインだけでなく、厨房機器の電気容量・給排水・換気と、実際の製造工程を早い段階から確認することが重要です。
空間デザインエイトでは、
京都の店舗リフォーム・店舗改装
について、物件の設備条件から厨房・売場・内装まで一体的に計画しています。
工事スタート〜完成まで
工事は既存内装の撤去から開始し、その後、電気容量の増設、給排水配管、換気設備、厨房床の下地など、完成後には見えなくなる設備工事から進めました。
設備工事の完了後は、間仕切り、天井、壁、床を仕上げ、造作カウンター、陳列棚、収納を設置。
厨房と売場それぞれに必要な機能を確認しながら施工を進めています。
厨房機器の搬入後には電源・給排水を接続し、各機器の動作を確認しました。
さらに実際の営業を想定し、照明の角度、陳列棚の高さ、扉の開閉、スタッフの移動経路などを最終調整しています。
保健所への申請準備や厨房機器の納品スケジュールも踏まえて工程を調整し、開業準備を進められる状態でお引き渡ししました。
1MONTH
工期:約1か月
お客様の声
“
小さな物件だったので、厨房と売場が狭くなりすぎないか心配していましたが、必要な設備を入れても動きやすい店舗になりました。
入口からパンがよく見え、近所の方にも入りやすいと言っていただいています。
製造から陳列までの距離も短く、少人数でも営業しやすいです。― H様
開業後は、焼き上がったパンをすぐ売場へ並べることができ、商品の入れ替えもスムーズに行えているとのことでした。
焼きたてのパンが主役になるベーカリーが完成
完成した店舗は、木目と白を基調とした明るく温かみのある内装とし、パンそのものの焼き色や形が自然に目に入る売場へ仕上げました。
厨房と売場を近い距離でつなげたことで、焼き上がったパンをすぐに陳列でき、少人数で製造から販売まで行う際の移動負担も抑えています。
小規模なテナントの広さを活かした、コンパクトで使いやすいベーカリーとなりました。

京都市|小規模パン屋・ベーカリー新装工事
工事概要
所在地
京都市
工事種別
小規模パン屋 新装工事
工期
約1か月
店舗形態
製造・販売を行う小規模ベーカリー
施工内容
既存内装撤去・間仕切り・厨房工事・電気容量増設・給排水・換気・空調・内装仕上げ・照明・造作カウンター・陳列棚・収納工事
施工会社
株式会社 空間デザインエイト
担当者より
小規模なパン屋では、店舗の広さだけではなく、使用する厨房機器の能力、電気容量、給排水、換気設備と、製造から販売までの動線を初期段階から整理することが重要です。
厨房を広く取りすぎれば売場が小さくなり、反対に売場を優先しすぎると毎日の製造作業に負担がかかります。
今回はH様の製造量や販売方法を確認したうえで、
必要な設備を確保しながら、製造・陳列・販売までの移動をできるだけ短くすること
を重視しました。
小さな店舗だからこそ一歩一歩の移動を減らし、焼きたてのパンそのものが主役になるベーカリーを目指しています。
BAKERY / STORE RENOVATION
京都でパン屋・ベーカリーの
開業・店舗リフォームをご検討の方へ
株式会社 空間デザインエイトでは、京都の小規模なパン屋・ベーカリーをはじめ、カフェ・菓子店・飲食店など、営業方法や製造工程に合わせた店舗の新装・リフォームに対応しています。
物件検討段階での電気容量・給排水・換気設備の確認から、厨房レイアウト、売場、照明、造作カウンター、陳列棚まで一貫してご相談いただけます。
