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L’or Kyoto【ロル キョウト】美容室【配管設備工事】
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L’or Kyoto【ロル キョウト】美容室【大工内装工事】
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L’or Kyoto【ロル キョウト】美容室が新店舗オープン!
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L’or Kyoto【ロル キョウト】美容室の内装工事
シャンプーブース
内装工事では大工さんが内装の壁や床を作っていきます。
ここはシャンプーブースになる壁の間仕切りの下地の状態です。
柱を立てて、壁になる石膏ボードを貼る準備をしていきます。
この柱を立てる時点で部屋の間取りや広さが確定します。
エアコンがシャンプーブースの間仕切りに掛かるので、壁を開口して、シャンプーブースとカットスペースの両方にエアコンが効くようにします。
シャンプーブースの床上げをします。
床下には給排水の配管が入っています。
ここはビルの2階なので床はコンクリート。掘る事は出来ないので床上げをしなければなりません。
しかし、店内全体を床上げしてバリアフリー化すると、店内全体の天井高が低くなり圧迫感が出てしまいますので、最小限のシャンプーブースの部分だけ床上げをします。
ちなみに、天井高は高ければ高いほどゴージャスな空間に感じます。
(高すぎると空調の効きが悪くなったり、光熱費の問題がありますが)
壁に石膏ボードを貼っていきます。
最終的には、この石膏ボードの上にクロスを貼って仕上げます。
石膏ボードを貼ると壁が出来上がり、今まで見えていた風景とは異なり、隣が見えなくなり、雰囲気がガラッと変わりますね。
床上げをした部分の階段も必要です。
しかし、配管を通す部分など複雑な工事が必要です。
床上げも細かく、出来るだけ天井高を確保するように最小限にします。
ヘアカラー等の調合用のカウンターも造作しました。
これを不安定な台で行うよりも、しっかり安定した台で行うほうが安心ですし、何より台の大きさが自分好みのサイズに自由に作れる所が最大のメリットです。
お客様用のハンガークローゼット
お客様用の上着やコートなどを掛けるハンガークローゼットも造作しました。
既製品を購入して置くという方法もあるのですが、希望のサイズや色、素材などのものを見つけるのは大変です。
作り付けならサイズは自由ですし、色も壁と同じクロスを貼れば周りに溶け込んで違和感なくハンガークローゼットが出来上がります。
バックルームのスタッフ用の棚
バックルームのスタッフ用の棚にもこだわりました。
既製品の鉄のロッカーを置くだけでは味気ないので、オシャレな木製の棚を造作。
スタッフさんの気分がオフモードにならないように、バックルームの雰囲気もオシャレにしておかないといけません。
店内、仕事中は常にオンモードでいられるバックルームとなっています。
ちなみに、何のお店でもバックヤードが汚いお店は、頑張っても表に影響してしまいますので、全て完璧なお店を目指します。
窓を活かした商品棚
自然な光を利用し、四条通りを眺められる場所に窓を活かした商品棚を作りました。
ついつい、商品を見たり、四条通りを眺めたりしてしまう場所です。