京都市北区で戸建て住宅のフルリノベーション・リフォームをさせていただいています。
リノベーションとリフォームの違い
あえて「リノベーション・リフォーム」と言う表現をしましたが、厳密に言えば、リフォームは、老朽化した建築物を新築に近い状態に戻すことを指し、リノベーションは既存の建築物に工事を加え、既存のものよりも価値を高めることを指します。
このお宅は、ほぼリノベーションですが、一部、リフォーム部分もあるという事です。
フルリノベーション・リフォーム(解体前)
築約40年の住宅です。
写真で見るとキレイに見えますが、ところどころ老朽化があり、部分的に補修するよりも、一気に全部をキレイに快適にしたいという事で今回のフルリノベーション・リフォームに思い切って踏み切られました。
備え付け家具があり、当時は豪華な家だったことが伺えますが、今や邪魔な存在になってしまったという事です。
キッチンも当時は最高級品だったそうです。しかし、今は家族構成も変わり、ここまでのキッチンは不要になり、もっとコンパクトなキッチンスペースで良いという事も今回のフルリノベーション・リフォームの要因にあります。
フルリノベーション・リフォーム(解体工事)
住宅をリノベーションする際には、まず解体工事が必要です。解体工事とは、既存の建物や部分を取り除く作業のことで、解体しなければ新しい住宅の建築やリノベーションができないため、非常に重要な工程です。
また、解体作業中には、粉塵や騒音、振動などが発生するため、周辺にが粉塵や騒音、振動などが及ばないように注意をし、近隣挨拶も欠かせません。
ソファーやベット等の大型ごみは、解体工事のついでにコチラで処分させていただいています。
長年、活躍してくれた愛着のある備え付けの家具も1つ1つ手作業で解体していきます。
この豪華なキッチンも、勿体ないようですが、解体していきます。
はい。キッチンの設備機器が全て解体出来ました。
リビングには解体したキッチンや備え付け家具のゴミが置かれています。
元、和室だった所は畳をめくり、古いパソコン等の大型ごみも置いています。
キッチン、リビングの設備機器が、ほとんど解体出来ました。
ちなみに、このシャンデリアも当時は流行っていましたが、今は古く感じますね。
キッチン、備え付け家具を外しただけで、部屋が相当広く感じるようになりました。
これからフルリノベーション・リフォームを行っていくとガラッと雰囲気も変わり、もっと広く感じる空間になるはずです。
柱に炭で文字が書かれています。これはプレカットでは無い時代に手刻みで建てられた証拠で、当時はマジックではなく、竹串に墨汁を付けて木材に文字や印を書いていました。懐かしい光景です。
お風呂の解体も行っています。
元は在来工法のタイル貼りのお風呂でしたが、システムユニットバスに入れ替えます。
在来工法のタイル貼りのお風呂は解体が大変なのですよねぇ。
床下や土台などが腐っている事も多いですし。