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「リフォーム」VS「建て替え」どちらがお得か判断方法

家にも寿命があります。20年30年と月日が経つにつれ、あれこれと不具合が出てくるものです。その際に悩むのがリフォームか、建て替えかというふたつの選択肢。

リフォームでも建て替えでも、まとまった費用がかかるものですから、後悔しない選択をしたいものです。

あなたの大切なお住いをリフォームか建て替え、どちらで改善していくのがいいのか、一緒に検討してみましょう。

リフォームか建て替えか


リフォームか建て替えかの判断は、ケースバイケースで変わってきますが、どちらか決めるためのポイントというのがいくつかあります。

まず最初に検討したいのは、

  • ・費用
    ・住宅の状態
    ・今後の利用状況

といったところです。

リフォームか建て替えか費用で考える

まず、どれくらいの予算で検討するか。ここが大きな判断材料となります。数百万円から1,000万円台ほどの予算であれば、リフォームで検討するのがいいでしょう。

2,000万円以上の大規模リフォームとなると、建て替えの方が良いというケースも出てきます。

金額が大きくなれば住宅ローンなど借り入れ条件もポイントになってきます。

リフォームか建て替えか住宅の状態で考える

築年数が20年30年となっても、構造体がしっかりしている建物はあります。そういった丈夫な基礎部分をそのまま活かしてリフォームすれば、無駄な資源も発生しませんし、費用も抑えることができます。

ですが、例えば地盤に不安があったり、構造体に劣化が見られる場合などは、建て替えを検討することをおすすします。

なぜなら、リフォームでは地盤の改良までは困難ですし、構造体の傷みが激しい場合には、その分補修費用がかさむ可能性が高いためです。

リフォームでも、性能、耐久性、耐震性をアップすることはできますが、地盤や基礎部分というのは大きく変えることはできませんから、やはり建て替えのレベルとは異なります。

耐震性でいえば、1981年5月31日までに確認申請を受けた建物であれば、それは「旧耐震」の基準で建築されているため、建て替えが望ましいでしょう。

ただし、建て替えの場合は、建築基準法の接道義務等により、建て替えできる土地の面積が狭くなったり、建て替え自体ができないというケースもあるので注意が必要です。

リフォームか建て替えか今後の利用状況で考える

築年数の経過した住宅に、そこからあと何年ほど住む予定があるのか、といったことも大きな判断材料となります。

というのも、リフォームと建て替えでは、その先の耐久性も変わります。あと数十年住めればいいという家と、そこから何十年も継承されていく家とでは、選択肢が変わってくるでしょう。

当然建て替えの方が、使用する材料なども新しいものを採用していますので、住宅の性能や耐久性、耐震性もアップし、寿命も長くなります。


 

まずはこの3つのポイントで検討してみて下さい。そこから、具体的な住宅の悩みや改善したい部分など、あなたのご希望を私共にお聞かせ下さい。

住宅設計のプロが、ご予算に合わせて最善策をご提案致します。

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リフォームか建て替えか迷ったら

リフォームであれば、必要最小限の範囲で不具合を修繕していくことができます。

一方建て替えでは、全てリセットして、地盤から作り直すことが可能です。

地盤や基礎部分というのは、外から見ることができません。中には解体してみなければわからない部分もあり判断が難しいところで、事前調査が必要なケースもあるでしょう。

また、リフォームと建て替えでは、税金や諸経費なども大きく変わってきます。

こうしたことを踏まえ、まずは経験値の高い住宅のプロにご相談下さい。私共は、住宅デザイン設計のプロとして、多くのリフォームやリノベーション、建て替えも行っています。

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