電話番号:0120-136-888 受付時間:9:00~21:00

<町家とリフォーム>

実は京都は(奈良のと共に)街全体にある寺社仏閣等が世界遺産となっています。そのため、建築も含めた(むしろ建築が最も重要なものの一つ)文化保存活動が、世界中から注目されています。

幸いにも私の知り合いには、町家にお住まいの方、あるいは町家を使ってイベントなどをよく開催されていらっしゃる友人が何人かいらっしゃいます。ある町家でのイベントでは、まず庭の見渡せる1階で和菓子などを振る舞いながらゆっくりした時間を過ごしてもらい、2階で京都らしいイベントを行う、というものでした。こういう過ごし方をすると、町家住まいというものをたっぷり堪能することができます。

工務店が手がけた祇園のうどんミュージアム、うなぎの寝床のような入口を入ると、町家の佇まいが拡がっています。「松の間」「竹の間」「紅葉の間」「桜の間」など(名前も洒落ていますね)。全国のご当地うどんをいただく前の空気感から京都を味わえるようになっています。

町家での時間はゆっくり思考できる、というのも一つのポイントではないかと思います。リフォームも、リフォームした結果、どういう時間を過ごしたいか、というプランは非常に大事だと思われます。周辺の街が、忙しい雰囲気だったら、落ち着いた空間を、逆に静かな環境だったら、多少アーティスティックな空間を、と、そういう相反するものを取り入れても面白いかもしれません。

町家に入ると、空間の空気感だけでなく、時間、大げさに言うと時代の積み重ねの匂い、というものも漂ってくる気がします。玄関へのこだわり、台所へのこだわり、庭へのこだわり。それぞれに深い世界が広がっています。こうやって積み上げた町家の歴史と、リフォームで新しい工夫を考える、ということとも多少共通するものがあると言ったら大げさでしょうか。

もしお近くに町家を見る機会がありましたら、是非足をお運びになることをおすすめします。

リフォームするなら、工務店へ!!

どうぞよろしくお願い致します。