戸建て住宅のリフォーム費用はこう決まる！京都のリフォームの特徴とは？

「今の家が生活しにくくなってきた」
「古くなって来たので耐震が心配」
「中古住宅を購入してリノベーションしたい」

理由は様々ですが、戸建て住宅はいずれリフォームをしたいと考える時期は必ずやってきます。

特に京都では、築年数が経った建物が多いことから、リフォームの需要はどんどん高まっています。

しかしいざリフォームを考えるとなると、気になるのが費用の問題です。

戸建て住宅のリフォーム費用の内訳や、京都ならではの事情まで踏み込んで見ていきますね！

戸建て住宅のリフォーム費用の内訳

戸建て住宅をリフォームする場合、どのような費用がかかるのでしょうか？

リフォームの範囲によっても異なりますが、一般的なものを見てみましょう。

解体工事費

既存の設備や壁などを解体する費用です。

どのようなリフォームの場合でも必要になります。

内装工事費

クロスや床材の貼り替えなどの費用です。

使用する素材によって、費用が変わって来ます。

水回りの工事費

キッチンや浴室、トイレ設備の交換や、場所を移動させるための工事費です。

水回りは使用頻度も高く、劣化もしやすいため、もっともリフォームの施工率が高い場所です。

選択する設備のランクによって、費用は大きく変わります。

またキッチンを、アイランドキッチンに変更する場合などは、水道管の工事なども必要となるので、さらに費用がかかります。

外装工事費

外壁や屋根などをリフォームする費用です。

建物そのものの雰囲気がかなり変わるので、店舗などではよく施工されます。

耐震補強工事費

昔と今とでは、耐震基準が異なります。

築30年以上の住宅では、現在の耐震基準を満たしていないことも多いため、耐震補強工事が必要です。

高額になってしまうのですが、補助金の対象にもなるのでこれを上手に活用して、ぜひ安全で安心出来る住宅を手に入れましょう！

参照：京都府木造住宅耐震改修等事業費補助について―京都府ホームページ
参照：京都市の耐震化の取組―京都市

断熱補強工事費

古い住宅では断熱材が入っていないことも多く、京都の冬の底冷えでは、快適に過ごせないでしょう。

床や壁、天井などに断熱材を入れることで、住宅の保温性はかなり高まり、冷暖房の効率も高まります。

高齢世帯などでは特に必須と言えるでしょう。

断熱補強工事は省エネリフォームになりますので、補助金の対象となります。

電気配線工事費

部屋のコンセントの位置を変える、コンセントを増設するといった簡単なものから、オール電化にする、太陽光発電を取り入れるといった大掛かりなものまで含まれます。

オール電化や太陽光発電は、省エネリフォームの補助金対象です。

その他の費用

明細に上がることはないかもしれませんが、リフォーム費用の中には広告宣伝費が含まれます。

またその他に、職人さんの駐車場代や宿泊代などがかかる場合もあるので、注意しましょう。

戸建て住宅のリフォームで予算を考える際に見落としがちなのが、工事期間の住居費の問題です。

一時的に親戚の家などで生活できるような場合は良いのですが、仮住まいが必要な場合は、かなりの費用を要します。

工期がどのくらいかかるのかも重要なので、リフォーム会社と十分に打ち合わせをしましょう。