テラス屋根 後付けリフォーム 波トタンで低コストに
今回は、京都市西京区で軒先のテラスに屋根を付けたいというご依頼を頂きました。家の軒先のテラス、これを活用するには屋根があると便利ですよね。
これまでは、ごく小さな屋根しかなく、悪天候ではこのテラスを活用できずに不便を感じていたとのこと。テラス屋根の後付けリフォームとなります。
これまで屋根や囲いのなかったテラスに、明るさを保ちつつ、低コストで利便性を高めるために波トタンでテラス屋根を後付けで作成しました。
テラス屋根の土台作り
テラス屋根の後付けということで、まずは土台作りからスタートです。
木材を金具で組んで、しっかりとした骨組みを建てていきます。人が乗れるほどのしっかりとした土台です。
テラス屋根リフォーム 波トタンの貼り付け
完成した土台に、波トタンを貼ります。簡単そうに見えますが、高所での作業ということもあり、土台がしっかりしていないとDIYではなかなか難しい部分ですね。
テラス屋根リフォーム 波トタンのメリット・デメリット
波トタンは軽量でリーズナブル、最近ではUV対策になるものもあります。軽量で建物や土台への負担が少なく、耐震性もあるというのが大きなメリットです。何より、低コストで雨漏りもしにくく、よく使われる屋根材ですね。
デメリットでいうと、雨音が響きやすい、断熱性が低い、といった点でしょうか。また、定期的なメンテナンスも必要です。このあたりは、低コストという面でカバーするか否か、といったところですね。
今回は明るさを第一に、ということでしたので、クリアタイプの波トタンを使用しています。
台風や地震などでもびくともしないように頑丈に骨組みを組んでいるので安心です。
テラス屋根の土台となる部分は、コンクリートの土台に太さのある角材を使用し、堅牢な造りとなっています。
テラス屋根リフォーム 木材の骨組み
木材には防腐剤を塗布しています。ここから木材が自然環境の中でだんだんに色を変えていきます。天然の木材というのはこういった風合いの楽しみもありますね。
これで、1階のテラスをしっかりとカバーするテラス屋根の完成です。
明るさを保ちながら、日差しを和らげ、雨風からテラスを守ってくれます。
テラス屋根リフォーム 波トタンの耐久性はどれくらい?
波トタンのメリットというと、なんといっても1㎡あたり700円~1,000円前後と非常にリーズナブルであること。波トタンは、なんとなく壊れやすいイメージがあるかもしれませんが、品質も向上し、種類も豊富。
素材でいうと
- ・塩ビ(1~3年)
- ・ガラスネット(5年)
- ・ポリカ(10年)
- ・カラートタン(15~20年)
- ・ガルバリウム鋼板(15~20年)
といった種類があり、強度はこの順番に強くなり、耐久性も高くなります。
価格もそれほど大きな差はありませんので、施工の際には、ご相談下さい。
京都の工務店『空間デザインエイト』では、ご自宅のリフォームはもちろん、こうした小規模のリフォームやリノベーションも対応させていただきます。
お見積りやご相談は無料ですので、お気軽にご相談下さい。