2025年、京都の美容室業界では「居心地の良さ」と「映える空間」が共存した内装デザインがトレンドとなっています。
新規開業やリニューアルを検討しているオーナー様にとって、「お客様の心をつかむ内装づくり」は集客・リピートに直結する重要ポイント。
本記事では、京都で多数の美容室内装を手がける工務店の視点から、2025年の最新トレンド5選と、実際に話題を集めている内装事例を写真付きでご紹介します。
【2025年の美容室内装トレンド】5つのキーワード
1. 和モダンミニマル
京都らしさを活かした「和」の要素と、洗練されたミニマルデザインの融合が人気。
漆喰壁、無垢材の梁、間接照明を使った和空間は、外国人観光客や大人世代にも好評です。
ポイント:
- 格子や土間風タイルで“和”を演出
- 色数を抑えた静かなトーン(白・木・墨黒など)
2. サステナブル&エコ素材
自然素材やリサイクル建材を使用した、環境配慮型デザインも注目されています。
「サステナブル美容室」としてのブランディングにもつながります。
おすすめ素材:
- 竹フローリング
- 古材を再利用した棚板
- 天然塗料・オーガニックペイント
3. セルフ撮影スペースを兼ねた“映え”コーナー
お客様自身が写真や動画を撮影できる“フォトスポット”を設けるサロンが急増。
SNS拡散に直結し、自然と集客につながります。
設置アイデア:
- ネオンサイン×植物壁
- 天井までの全身鏡+おしゃれな椅子
- 可動式のバックパネルで季節演出
4. 半個室・ブース型でプライベート空間重視
コロナ以降の「安心・静けさ」を求める声は根強く、2025年も“半個室化”が進んでいます。
効果:
- 隣が気にならずリラックスできる
- 高価格帯メニューとの相性◎
遮音性・照明バランスにも配慮することで、居心地の良い空間に。
5. パーソナルブランディングを支えるオリジナル要素
オーナーやスタイリストの「世界観」が感じられるデザインが求められています。
具体例:
- お気に入りのアート作品の展示
- 趣味を取り入れたディスプレイ(ヴィンテージカメラ・陶芸など)
- 照明器具やサインにこだわり
「どこかで見たおしゃれ」ではなく、「この人だからこその空間」に共感する時代へ。
【施工事例】SNSで話題!京都の美容室内装3選
事例①|祇園の和モダンY美容室
古民家を活かした格子窓と、オリジナルの焼杉風の壁が特徴。
玄関を開けると坪庭風の中庭が見える演出で「京都らしさ」を存分に表現。
事例②|中京区のHサステナブルサロン
天井の古材、再生ガラスのランプシェードなど、全体に自然素材を活用。
コンセプトに共感した顧客がSNSでシェアし、インスタのフォロワーが開業半年で1万人を突破!
事例③|西京区のブース型サロンM
1席ごとにブース分けされた造作壁は、あえて低めに抑えて“こもり感”と“開放感”を両立。
各ブースの壁に異なるアートやディスプレイを施し、お客様に“選べる楽しさ”を提供しています。
内装トレンドをうまく取り入れるには?3つのポイント
1. トレンドだけに流されず「らしさ」を残す
トレンドを追いすぎると、「他と同じ」印象になりがちです。
大切なのは、「自分らしい空間」にどうトレンドを溶け込ませるか。
設計段階でブランディングの核を明確にしておきましょう。
2. インスタ映え=“カメラ目線の空間設計”を意識
どの角度から撮っても映える照明・背景・色味のバランスが重要。
壁・椅子・照明・鏡が連携したフォトジェニックな空間を意識しましょう。
3. プロに相談して“映える動線”を作る
ただおしゃれなだけではダメ。お客様・スタッフ双方の動線設計がなされてこそ機能する内装になります。
設計・施工を一貫して任せられる店舗専門の工務店に相談するのがおすすめです。
まとめ|2025年、美容室内装は「映える」だけでなく「心地よさ」がカギ
2025年の京都では、以下の要素がトレンドの中心になります。
- 和モダンや自然素材を活かした“京都らしさ”
- SNSに強いフォトスポットの設計
- 半個室・パーソナル空間の快適さ
しかし、流行を取り入れるだけでなく、「自分らしい空間」を表現することが、結果的に顧客の心をつかむ店舗づくりにつながります。
私達は、開業希望者のイメージを丁寧にヒアリングしながら、トレンドを踏まえた“らしい空間”づくりをお手伝いしています。
「そろそろサロンを開業したい」「今のお店をリニューアルしたい」
そんな方はぜひ一度、お気軽にご相談ください。