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京都に多い砂壁の和室をリフォームしたい!DIYのメリット・デメリットとは?

砂壁の和室は、独特の雰囲気がありますよね。

砂壁は日本家屋には昔から多く使用されており、吸湿性も高いため、京都の家屋にも多く見られます。

特に築年数が古い建物でよく使用されていますが、経年劣化がかなり目立つのも砂壁の特徴です。

砂壁は古くなってくると砂がボロボロと落ちてきてしまい、カーテンや服が汚れたり毎日の掃除が大変になったりします。

また見た目にも古臭さが目立ってしまうため、リフォームが必要です。

最近では古民家のDIYが流行しており、様々な動画や情報が公開されていますが、実際に砂壁のリフォームはDIYでも可能なのでしょうか?

砂壁リフォームの特徴や、DIYのメリット・デメリットをご紹介します!

京都で砂壁リフォームをする際の参考にしてくださいね!

砂壁リフォームの特徴

まずは、砂壁をリフォームする際に知っておきたい基本情報をおさらいしましょう。

砂壁とは

砂壁は色砂を表面に塗って仕上げた壁のことで、吸湿性に優れているため、日本では古くから使用されてきました。

特に京都では、高温多湿の環境に適しているため、和室の壁と言えば砂壁が一般的でした。

砂壁はアンモニアなどの化学物質を吸収してくれるので、シックハウス症候群の予防にも良いと見直されています。
防火性の高さも砂壁の魅力です。

しかし経年劣化により吸湿性は失われて行き、カビが生えたり崩れ落ちて来たりするためリフォームが必要となります。

砂壁リフォームの方法は?

砂壁のリフォームには、『塗り直す』『上から壁紙を貼る』『ペンキで塗装する』などの方法があります。

和室の雰囲気を残したままにしたいのか、ガラッと変えて洋風にしたいのかなどによってベストな方法は変わります。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、代表的なものを確認しましょう。

ちなみに工期や費用は元の砂壁の状態によって大きく異なるので、依頼するリフォーム会社などに事前に確認すると良いでしょう。

塗り直す

最も一般的な方法が、漆喰や珪藻土などで塗り直す方法です。

和の風合いを無くすことなく、また塗り方次第でおしゃれな雰囲気に変えられるので、人気の方法です。

漆喰や珪藻土は砂壁とも似たような性質を持っており、調湿効果や防臭・防火、シックハウス症候群対策としても有効です。

しかし、工程ごとに十分に乾かさないといけないため、工期が2~4日は必要となります。

費用の目安は、和室6畳(床の間あり)で約7~13万円です。

上から壁紙を貼る

洋風に変えたい場合などは、上から壁紙を貼る方法が良いでしょう。

砂壁は普通の壁とは異なり、直接上から壁紙を貼ることは出来ません。

シール材やベニヤ板の上から貼ることになるので、簡単な様で、高度な技術を要します。

壁紙は種類が豊富なので、部屋の雰囲気を変える効果もあり、人気のリフォーム方法です。

工期が1~2日で済むのも良いですよね。

費用は壁紙の種類により大きく異なりますが、6畳で10万円程度から可能です。

ペンキで塗装する

手っ取り早くて分かりやすいのが、ペンキでの塗装です。

工程が簡単ではありますが、ペンキでは調湿性は失われ、風合いが全く変わってしまいます。

工程が少ない分、材料費が安く付きますが、砂壁のリフォームとしてはあまりおすすめ出来ません。

ペンキ塗装の場合、6畳でも数万円程度で済ませられます。

京都での砂壁DIYの注意点

壁のDIYは流行ということもあり、ホームセンターで材料は何でも揃えられます。

京都にも大型のホームセンターが多数あるので、DIYを考えている方にはスムーズな環境と言えます。

では実際に、京都でも砂壁のリフォームのDIYは可能なのでしょうか?

以下に注意点をまとめました。

京都の気候はDIYには向かない

ご存知の通り、京都は日本でも指折りの高温多湿地域です。

京都の家屋は昔から様々な建築や建材の工夫がされてきましたが、それでもなかなか住みやすいとは言えない環境ですよね。

よくあるDIY動画などに沿ってリフォームをした場合、そこには京都ならではの、カビへの配慮などが不足してしまう場合があります。

参考動画よりも、かなり乾燥に時間を要することや、壁紙などは端の処理が甘いと湿気ではがれて来ることも考えられます。

どうしてもDIYしたい!という場合は、十分に情報を吟味してから行うようにしましょう!

壁紙を使用する場合は高機能なものを

やはりDIYをするとしても、費用は出来るだけ安く抑えたいものです。

壁紙は金額にかなりの差があるので、安価な壁紙を選ぶようにすることで、かなりのコストダウンになります。

しかし高い壁紙はそれだけ高機能なものが多く、調湿性が高く、カビや結露を予防してくれるものもあります。

DIY用のエコカラットなどもあるので、京都での環境の条件を考えると、そういった高機能なもののご使用を検討されたほうが良いでしょう。

安価な材料には注意が必要

漆喰や珪藻土もホームセンターで手に入れられますが、価格にかなりの差があります。

特に珪藻土は、単体では壁に塗れないため、他の素材と混合した状態で売られています。

配合されている素材や割合によって価格が異なるのですが、安価なものには化学素材が配合されており、珪藻土の良さが失われているものもあるので、その点は良く注意しましょう!

砂壁はプロでもかなりの技術が必要

砂壁はリフォームの際に下地の処理が必要となるため、扱いづらい素材です。

実は砂壁は、リフォームのプロでも技術と経験を要するのです。

漆喰や珪藻土での塗り直しであれば簡単そうにも思えますが、塗り方によっては、ひび割れてしまい、次の工程へ進む判断(乾燥が十分かなど)は、プロでないと難しいものがあります。

塗り方にはセンスも必要なので、よほどDIYに慣れている方でない場合は避けた方が無難でしょう。

また湿度など京都の環境に合わせた対策を十分にしておかないと、結局すぐにカビが発生してしまいます。

安上がりのつもりでも、結局余計に費用がかかってしまったということもあるので、注意してくださいね!

プロに任せるなら京都の工務店へ

やはりそれならプロに頼みたい!という場合は、京都の工務店がおすすめです。

空間デザインエイトは地元京都で、多数のリフォームやリノベーションを行ってきました。

住みづらいと言われる京都で快適に暮らせることはもちろん、デザイン性の高さにも定評があります。

空間デザインエイトは格安リフォームを実現するためのあらゆる努力をしているので、費用面で心配な方もぜひ1度ご相談下さいね!

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