新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の解除後、急激にお問い合わせが増えているのが『コロナ対策について』です。
テレワークを導入した会社、導入が難しい業種、置かれている状況は様々ですが、オフィスのコロナ対策に頭を悩ませているのは皆同様です。
その中でも今回は、会社(オフィス)でのコロナ対策としてリフォームを検討したいというお客様からの質問に答えたいと思います!
会社(オフィス)のコロナ対策に必要なものとは?
現在、オフィスのリフォームを検討中です。
コロナ対策になるようなリフォームが出来ればと思うのですが、どのようなことが可能なのでしょうか?
コロナ対策になるようなリフォームが出来ればと思うのですが、どのようなことが可能なのでしょうか?
コロナを始めとした感染症対策は、これからのオフィスには必須ですね。
まずは、現在の状況を教えていただけますか?
まずは、現在の状況を教えていただけますか?
はい。わが社では緊急事態宣言に合わせ、一部の社員は週の半分程のテレワークを導入しました。一方でテレワークが難しい部署もあり、そういった部署の社員を中心にこのような声が上がっています。
- 会社に来るのが怖い
- 会社でも十分なコロナ対策をして欲しい
なるほど。確かにテレワークが出来ない方が、またはテレワークの合間の出社時にも、安心して働ける環境を作る必要がありますね。
今は出入り口に手指消毒用のアルコールを置き、こまめな換気と消毒を行っています。オフィスは比較的広いので机の配置を変えてみたりもしたのですが、通路が狭くなったりで作業効率も悪くて。
なかなか現状のままでの工夫には限界もありますよね。リフォームは元々計画されていたのでしょうか?
年数が経ちそろそろリフォームのタイミングだなとは思っていましたので、せっかくなのでコロナ対策が出来ればと思い、相談致しました。
リフォームによってコロナ対策や働きやすい環境作りが出来るので一石二鳥だと思います。
コロナ対策を考える場合、この3つが効果的です。これらによって、オフィスでの感染リスクはかなり低く抑えられるでしょう。
コロナ対策を考える場合、この3つが効果的です。これらによって、オフィスでの感染リスクはかなり低く抑えられるでしょう。
- 三密を避けられる空間作り
- 抗菌・抗ウイルス素材の使用
- 非接触型システムの導入
①三密を避けられる空間作り
具体的にはどういうリフォームなのでしょうか?
コロナ対策としては、狭いオフィスなどの場合は、机の間にパーテーションを設置するという方法が一般的です。この辺りは市販品でも対応出来るので、取り入れているところも多い様ですね。しかしオフィスが広いということでしたので、作業用の個室スペースを複数作るのが良いのではないでしょうか?
個室を希望する声は以前から上がっていました。しかし個室になると、ついだらけてしまったりしないでしょうか…
完全な個室では換気の問題もあるので、上下は空けた状態で、半透明のアクリル板で仕切るイメージです。飛沫が効果的に防げるようになり、軽く視線が遮られることで、作業効率もUPします。何をしているかは、周囲から伺い知れるので、だらけることも避けられます。
なるほど!机にパーテーションがあると、圧迫感があって嫌だという意見もあったのですが、作業用のスペースであれば、必要なときに利用出来て良いかもしれません。結果的にデスク周りの密集も避けられますね!
個室にするためのパーテーションは可動式にしておくと、状況に応じてミーティングルームとして利用するなど、多目的な使用も可能ですよ。
②抗菌・抗ウイルス素材の使用
抗菌・抗ウイルス素材というのは何ですか?
最近は、壁紙や床材などがかなり高機能になってきています。素材そのものが抗菌素材であったり、素材に抗菌・抗ウイルスの加工が施してあったりするのです。
その素材を使っていれば、ウイルスの心配をしなくて良いのですか?
決してそういう訳ではありませんが、このような素材の上では、細菌やウイルスは長く生きられません。様々な感染症対策として有効なので、社員の安心感にもつながります。掃除がしやすいというのもメリットの1つですね。
③非接触型システム
女性社員から「トイレは多くの人が使用するので、特に気になる」という声を聞きました。トイレのコロナ対策はありますか?
トイレはオフィスの中でも、最も感染リスクが高いと言って良いのかもしれません。人感センサーですべて自動化するのがベストですが、少なくとも蛇口だけでも自動、もしくはレバー式のものに替えることをおすすめします。通常これだけのところに手を触れなければならない訳ですから。
- トイレのドア
- 便座の蓋
- 水栓ボタン
- 手洗いの蛇口
非接触型システムというのがこれですね!
そうですね。コロナ禍で「物に触れるのが怖い」と感じる方が増えていると言います。物に触れなくても済む環境を作ることは、コロナ対策としても有効なので、大きな安心感を生むことにもなります。トイレ周り以外にも、オフィスの出入り口を自動ドアにしたりゴミ箱をペダル開閉式のものにしたりと言うのも可能ですね。
コロナ対策と言っても特別なことではないのですね!リフォームで、社員が気持ち良く安心して働ける環境が作れるのならば、やる価値がありそうです!
そうですね、ぜひご検討下さい!
『今』リフォームが必要?
ただ…今コロナの影響で業績は悪化していて、本当に今リフォームをすることが良いのかどうか、悩んでいるのです。
どの業種もかなりのダメージを受けていますからね…お察しします。今会社が考えなければならないのは、コロナ対策と同時に、今後の成長に向けてのことです。いわゆるアフターコロナと言われる段階のことですね。このコロナ禍を乗り切った後のオフィスの在り方を考えても、業務改善が図れるこのタイミングでのリフォームは有効だと言えます。
他に、今リフォームをすることのメリットというものはありますか?
5月には経団連から「オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン」が出されましたが、これからのオフィスは基本的な感染症対策が出来ていて当たり前。社員が安心して仕事が出来ない会社がうまく行くはずがありません。またこれは、社員への安心・安全の保障だけではなく社外へのアピールにもなります。実際リフォームにまで踏み切っている会社はまだ少数派です。今リフォームを行うことは社内社外ともに前向きなメッセージを発信することになり、注目も集まるでしょう。今行うメリットは大きいと考えられます!
企業は、従業員、顧客、取引先、地域住民はじめ関係者の生命と健康を守り、新型コロナウイルスの感染拡大の防止に向けた、様々な取り組みを展開し、感染症の抑制に成果を上げてきた。一方、今後、完全な感染症の終息までの期間が長期にわたることを考えると、一層感染防止のための取り組みを進め、新型コロナウイルス感染症のまん延を防止していく役割に加え、事業を通じた国民生活への貢献拡大という役割が求められる。
オフィスにおける新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン | 一般社団法人 日本経済団体連合会
まとめ
今オフィスのリフォームを行うことで、安心・安全の確保、働きやすさ、業務効率の改善、さらには会社のイメージアップも期待出来ます。空間デザインエイトでは精一杯の努力で、格安でのリフォームを可能にしています。
ぜひ一度お問い合わせ下さい!
そしてともにこの苦境を乗り切りましょう!!
参照 → 安さの秘密