こんばんわ。代表です。
5月と先日の日記にもあった、屋根裏の断熱強化について、詳しく説明させていただきたいと思います。
階段を上がって行った時の 夏場の あの熱気・・・
そんな悩み、どこの家でもあると思いますが ㈱工務店で改善しましょう。
まず、屋根裏に断熱材を入れて、その下の部屋内に熱が伝わらないようシャットアウトします。そして 屋根裏の熱い空気の換気口をつくります。
断熱材にも、いろんな種類があります。我家は、グラスウール+ポリエチレンフォームです。何の事か分からない人も多いでしょう。
グラスウールとは、ガラス繊維を使用して作られている断熱材で、直接さわるとかゆくなります。色は黄色の物が一般的です。
厚みもいろいろと種類があり、一般住宅では50ミリの断熱材が使われている事が多いです。
ポリエチレンフォームとは 分かりやすく言えば、発泡スチロールにポリエチレン樹脂を混ぜたようなものです。
グラスウールは 最上階の天井の上面に敷き込みます。その際100ミリの断熱材をオススメします。現状断熱材が敷き込んである場合でもその上に重ねて敷き込みます。そして、瓦or カラーベストの裏面(野地裏)にポリエチレンフォームを貼り付けて屋根裏空間への熱を防ぎます。
屋根面からの熱をポリエチレンフォームで屋根裏空間に伝えにくくし、さらに 天井面からグラスウールでその下の部屋内に熱を伝えにくくします。
さらに、換気をします。夏場、屋根裏の温度は60度以上になります。いくら断熱をしても空気や湿気がこもったままではダメです。
熱い空気は上に上ります。なので、高い位置に換気口を付けるほど効果があります。理想は棟換気です。これは、屋根のてっぺんに換気口を取り付けます。その他、切褄の屋根なら壁にも付けられます。
換気には、自然換気タイプと強制換気タイプがあります。自然換気は高い位置に付いていれば自然に熱い空気が上の位置にある換気口から逃げていくタイプです。(我家はこのタイプです)吸い込み口の確保もしっかりしておいた方がより効果的です。強制換気とは、換気扇を屋根のてっぺんや壁に付けるタイプです。家によって、吸気のみ、排気のみ、吸排気両方、等の施工方法があります。
換気口を付けても、雨の入る心配はありません。
この工事で 室内温度の違いをかなり体感出来ます。
エアコンの温度を1度下げると約10%のエアコンの電気代の節約になると言われています。
また、CO2排出量の削減にもなり、家計にも地球にも優しい生活がおくれます。
専門用語が多いので、なかなか伝わりにくいかもしれません。
興味を持たれた方は一度ご相談下さい。多分、口頭での説明の方が分かりやすいと思います。
見積り無料で予算やその家の特徴に応じた最適な断熱方法を提示させていただきます。