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病院の床クッションフロアからウッドタイルに張り替え工事(向日市)

京都府向日市で病院の床が古くなってきたので張り替え工事をさせていただきました。
まず、多くの病院の床材として使用されるものは、ポリ塩化ビニル素材、天然・合成ゴム素材、ナイロン素材などです。

病院の床材の種類
ウッドタイル 木目の塩ビ系の床材で、住宅から店舗・施設などのテナント分野まで幅広い用途に対応し、デザイン性や素材感が高く環境にも優しい商品です。
耐摩耗性、耐久性があり、メンテナンスもしやすく低コストというメリットがあり、一枚ずつ組み合わせて貼っていきます。
塩ビシート ポリ塩化ビニルを原料とした、シートロール状の床仕上材です。
「尺長塩ビシート」とも呼ばれ、広い面積を一気に張り替えることが可能で、耐薬品性、耐摩擦性、防汚効果、抗菌、衝撃吸収等に優れています。
また、シート同士のジョイント部分は溶接処理するため防水性も高く、診察室や処置室はもちろん、手術室や分娩室にも適した床材として院内で多用されています。
また、表面が硬めの尺長塩ビシートの他に、住宅などで使用されるクッション性の高いクッションフロアもあり、こちらは遮音性や衝撃吸収に強いため、小児科の待合室などで採用されることがあります。
塩ビタイル ポリ塩化ビニルを原料としていますが、形がタイル状の床材です。
耐摩耗性、耐久性があり、メンテナンスもしやすく低コストというメリットがあります。
一般的に30〜40cm角の大きさで、タイルを一枚ずつ組み合わせて貼っていきます。
色やデザイン、貼り合わせのパターンなどが豊富で、病院では受付や待合室で使用されることの多い床材です。
ジョイント部分は突き合わせで、ビニール床シートと比べると防水性に劣るため、診察室や処置室等の空間にはあまり向きません。
ラバータイル 天然ゴムや合成ゴムを原料とした仕上用内装タイルです。
厚手で弾力があり、水に濡れても滑りにくいというメリットがあります。
長時間の立ち仕事でも疲れにくく、転倒などによる衝撃も軽減できるため、安心安全の素材として注目されています。
塩ビシートや塩ビタイルと比べるとコストが高くなりますが、耐久性が高く寿命が長いため、トータルコストで見れば大きなデメリットではありません。
溶剤や強アルカリ性、油類に弱いという特徴があるため、メンテナンスには少々注意が必要です。
タイルカーペット タイル状になったナイロン素材のカーペットで、汚れた部分だけの交換など、手軽に部分的な交換がしやすいというメリットがあります。
耐久性の高いもの、防災、静電機能の高いものなどもあり、人の往来の多い待合室やラウンジ、スタッフステーションや管理エリアで取り入れられます。

今回、工事させていただいた病院の床はタイルカーペットでした。

Before

通路の中央部分(よく人が通る部分)が汚れ、傷んでいます。
人が通らない端っこの部分はキレイですね。

Before

ウッドタイルに張り替えました。

After

病院でよくある塩ビシートやタイルカーペットの床よりも、ウッドタイルの方が清潔感、高級感が出てオシャレに見えます。
床だけで、病院のイメージがガラッと変わっしまいますね。
壁や家具との色や柄を考慮して素材選び、カラーの選択をしないとオシャレにはならないので、床の張替えはご相談ください。