以前に下見していた単身向けマンションのリフォームがスタートしました。今回はキッチンやユニットバスを含めた全面リフォーム。
賃貸物件は、老朽化で極端に入居率が下がってしまうことがあります。家賃を払うからには、それ相応の価値ある物件でないと、あっという間に不人気物件になり、収益もガクンと落ち込むことが予想されます。家賃を下げるのは簡単ですが、できれば価値を高めて、家賃を下げない工夫もしたいところです。
住宅デザイン施工のプロによる全面リフォームで、賃貸マンションの一室がどのように変わるのか、その様子をここから数回に分けて紹介します。
賃貸1Kのミニキッチンリフォーム
一人暮らし用の賃貸マンションの一室。こちら、ミニキッチンを全て撤去した際の様子です。もともとは、ミニ冷蔵庫の入った、1人暮らしタイプのお部屋によくあるミニキッチンでした。
撤去するとこのようにコンクリートむき出しの状態になります。
キッチンを撤去したところ給排水管の老朽化に加え、床の下地もかなり劣化しているのが分かりました。
キッチンの給排水に関しては位置も変更し一新。床の補修も行っていきます。
準備が完了したら新しいキッチンを据え付けることになりますが今回はここまで。
賃貸マンションリフォームの壁紙張替え&塗装
室内に関しては、クロスの張替えや、塗装などを行っていきます。
壁紙はすべて張替えます。
室内に設置されているハンガー掛けは、コストを抑えるために交換でなく塗装で対応しています。
洋室とキッチンを仕切る建具もかなり古びた印象ですが、こちらも塗装でリフォームです。
グレー系の塗装でガラリと雰囲気が変わりました。
つづいて窓まわり。サッシがブラックなのですが、窓枠は白で、かなり汚れも目立ちます。
この白い窓枠部分も扉やハンガー掛けと色を合わせて塗装しました。
写真がぼやけてしまいましたがシックな雰囲気に仕上がりました。
続いてユニットバスの全面リフォームもしていくのですが、ここから先のリフォームの様子は、また次回のブログで紹介します。
賃貸物件の価値を上げるリフォーム・リノベーション
賃貸物件は築年数が新しいうちは入居率も高く、あまり手入れが必要ありませんが、20年30年と経過してくると、老朽化等で様々な箇所に傷みや故障などが出てきます。
多数ある賃貸物件の中から選んでもらうには、やはりそれなりの魅力が必要になります。
まして不具合などがある状態で貸していれば、家賃を下げたり、退去する人が増えたり、収益物件としては大きなマイナス要素となってしまいます。
日頃のメンテナンスも必要ですが、経年で劣化が目立ってきたら、思い切ったデザインリノベーションなどで「価値を下げない工夫」といったことも必要になってくるでしょう。
私共は住宅デザイン施工のプロとして、様々な賃貸物件のオーナー様からリフォームやリノベーションのご依頼を受け施工しています。
そうした経験から、できるだけコストを抑えた賃貸物件のリノベーションやリフォームといった提案も得意です。
おしゃれなリノベーションで入居率をアップするなど、賃貸物件のリフォームやリノベーションに関するご相談はいつでもお気軽にご連絡ください。お見積もりも無料です。