京都新聞に、京町家がドンドン解体されているという記事が出ていた。
京都市民としては、非常に残念なことだが、私には良い案がある。
その案は下の方に書いているので見てほしい。
京町家保全転換、170軒中5軒のみ 京都市「解体届」義務化4年、歯止めかからず
京町家を取り壊す1年前までに京都市へ「解体届」を出すことが条例で一部義務化された2018年以降、計170軒の届出があり、うち5軒が保全へ転じたことが分かった。市の働きかけが一部のケースで成果を挙げたものの、維持コストの所有者負担が大きいなどの理由から、解体に歯止めはかかっていない。識者からは「保全の枠組みを見直す議論が今後必要だ」との声も上がっている。市は「京町家が年間800軒取り壊されている」との実態が判明した16年度の調査結果を受け、17年に「京町家保全継承条例」を制定した。推定約4万軒の京町家のうち、地区や個別に市が指定した物件については、18年5月から解体届の提出を義務化。対象は現在約6千件で、未指定の物件にも努力義務を課している。
市は解体を察知した物件を保全につなげるため、所有者と事業者をつなぐ「マッチング制度」を設けている。ただ同制度を利用したのは170軒中の9軒で、マッチングに至ったのは中京区の1軒(20年度成立)にとどまった。一方、市の働きかけを受けて賃貸で運用することを決めた所有者もおり、結果的には5軒が保全に転じている。
解体を決めた所有者については、「土地の活用を検討している」「維持管理にかかる経済的負担が過重」などの理由が多かった。今年は、期限内に届け出ずに解体し、市が過料処分(5万円以下)を科した案件も3件発生。うち1件は、「危険にならないよう所有者の責任として解体する」との意向を示したという。
6月上旬にあった京町家保全・継承審議会では、委員から「解体の自由が認められている中で条例を運用するのは限界がある」(高田光雄・京都美術工芸大教授)、「空き家は解体予備軍として把握し、市が活用を働きかけるなど、アクティブな保全のあり方を考えていく必要がある」(中嶋節子・京都大大学院教授)といった声が上がった。
市まち再生・創造推進室は「過料を科す案件が出たことは残念だが、個人の財産なので行政ができることには限界がある。今後もルール周知と、保全の働きかけに務めたい」としている。
京都新聞より
京都を京町家で埋め尽くす【京都市全域京町家計画】(個人的な案)
京都市内を京町家で埋め尽くす個人的な案だが
イメージはイタリアのベネチアだ。
ベネチアに行った事のある人なら分かると思うが、街の建物が全て統一されてるヨーロッパでも代表的な観光地だ。
車の乗り入れ禁止。
自転車も乗り入れ禁止と徹底されている。
移動は徒歩と船のみ。
京都も京町家で統一すれば、もっと世界的な観光地になるだろう!
今すぐは無理にしても、何十年も掛けて全て外装は京町家にする。
また、新築の外装は全て京町家にする。
当然、税金から補助金を出しましょう。
京町家地域で働く人の制服は和服、着物で統一するのも良いだろう。
今後、京都を活性化するには観光業だ!
今後、不況はいつまで続くか分からない。
ドル高円安も、どこまで進むか分からない。
京都の魅力と言えば観光だ。
日本中の、いや、世界中の人々が京都に行ってみたいと思う京都を作ろう。
京都市民(府民)が一致団結して協力し合えば実現可能だろう。
出来れば、京都に関係の無いイタリア料理店や九州、北海道系の料理店は1階に出さない。
出来るだけ、1階の店は京都に関係のある店にして欲しい。
京都市全域京町家計画の地域は100年計画
理想の京町家で統一する地域は、北は京都御所から九条通りまで
西は堀川通から東は清水寺の辺りまで。
一気には無理としても、最初は京都駅から祇園、清水寺の辺りまでを京町家地域にする。
京都タワーからの展望は京町家で埋め尽くされ、素晴らしいものになるだろう。
SNSで発信され、世界中の注目を浴びる事になる。
100年後、子供、孫の代に、どんな不況が来ても、どれだけ円安になろうとも
観光業で安心できる京都にしたいものだ。
今よりも、京都の価値が、もっともっと上がるだろう。
京町家で埋め尽くせ計画の外装
瓦は全て「一文字瓦」の「いぶし銀」で統一
虫籠窓(むしこまど)を付ける
壁は漆喰(しっくい)塗り
もしくは聚楽
または、杉板の鎧張り(よろいばり)
京格子
駒寄せ(こまよせ)
犬矢来(いぬやらい)
「犬矢来」とは
京都で見られる、軒下にある柵のこと。 犬の放尿よけと言うことで、犬矢来と言う。 道路との境界を表している物でもあり、泥はねや、砂利がはねて傷が付くことから外壁を守ることもできる。 実際に雨が飛散して柱や壁に付けば、それだけ腐食を早めることになるので、傷みから守る意味でも重要な役割を持つ。
ばったり床几(ばったりしょうぎ)
「ばったり床几」とは
町家の道に面した「店の間」の表に、半固定式に畳上げられた床几のこと。
これを降ろして商品を並べ店を開いた。‘ばったり’は降ろす時の擬音語。夕涼みや子供の遊び場にも使われた。
このような京町家の外装の義務化を条例で行えばよい(個人的な案)。
京都市全域京町家計画の公共事業
観光客が京都駅から地下を通って四条河原町まで行けるようにすると、もっともっと京都駅から烏丸通り、河原町通り、四条通りが発展する。
そして、韓国へ行った事のある人なら分かると思うが
地下に沢山のショッピングモールがある。
京都駅から四条河原町まで、お土産屋さんや京料理の飲食店で埋め尽くせば、楽しみながら歩き、消費も増えるだろう。
そして、
京町家の風景で邪魔なのが電柱。
電柱地中化(100年で全域化計画)を全域で行う。
アスファルト舗装を無くして石畳(100年で全域)
(河原町通りや烏丸、四条の一部を、昼間のみ歩行者天国化する。)
三条大橋や四条、五条などの橋を木造風にする。
ここまで徹底的に京都市全域京町家計画を行えば、世界中どこにも負けない観光地になるだろう。
京町家を展望出来る将軍塚の開発
個人的な案で、昔から考えていたのだが、京都の街並みを展望出来る将軍塚。
京都市内なら一度は行った事があると思う。
しかし、一般に展望出来る所は1箇所しか無い。
もっと沢山の展望出来るホテルやレストランを沢山作れば
素晴らしい価値の付けられる場所になるだろう。
今後、京都市を一望出来る土地は価値が上がるだろう。
京都市を一望出来る土地の持ち主の方は、ホテルやレストランなど観光業に力を入れてほしい。