本日は宇治の美容室の水道・給排水の設備工事はシャンプー台やトイレ、手洗い器への排水管、給湯・給水管の配管と設置工事になります。
工事はシャンプー台や便器、手洗い器の機器設置の配管下準備です。
美容室はシャンプーが不可欠ですので、水道管の大きさや水圧が確保されていなければいけません。
物件に引き込まれている水道管が細いものだと、シャンプーのときに水圧が足らず、十分な施術を提供できない可能性があります。基本的に、水道管の太さが25mmあれば水圧問題に悩まされる心配はないと考えて良いでしょう。
しかし一般的な事務所の入居を対象とした物件では13mmの水道管が使用されているケースが多いため、物件選びの段階できちんと確認しておきたいところです。
引込水道管の口径20㎜以上、水圧は2.0以上ないと、増厚ポンプの設置が必要となり、15~20万円の追加工事費となります。
もしも開業後に水圧不足に気づいた場合は、あらためて水道管の組み換え工事をしなければなりません。水道管の組み換え費用は100万円以上になることも珍しくないため、やはりはじめから25mm供給の物件を選ぶほうが得策です。
美容室でのシャンプーは一度にたくさんのお湯を使用するため、給湯設備も重要となります。給湯設備は主に「ボイラー」と「湯沸器」の2種類に分けられますが、多くの美容室で使用されているのが業務用の瞬間湯沸器です。ボイラーに比べて半分以下の予算で導入できるため、たとえシャンプー設備を複数設置したとしても格段に安く済ませることができます。
一方、ボイラーには前述の水圧問題を解消できるというメリットもあります。ボイラーとは貯水機能と湯沸かし機能を兼ね備えた、いわば「やかん」のようなもの。水量を常に一定に保ったままお湯を沸かし続けてくれるので、水道管の太さに関係なく十分な水圧を実現してくれます。しかしボイラーの設置には高額の費用が必要になる場合もあるので、導入するさいにはしっかりと検討しましょう。
また、同時に洗濯機を使うとシャンプーの際に水圧不足になるというケースも稀にあります。
その辺の水圧が大丈夫なのか、シャンプー台の数やトイレ、洗面、洗濯機などの全ての水道を使う設備を考えて設計しないと後で後悔する事になります。
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