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京都市中京区の戸建て住宅の内装リフォーム壁の下地貼り工事中

京都市中京区で戸建て住宅の全面リフォーム工事をさせていただきます。
前回の、間仕切り壁の工事の様子は以下からご覧ください。

京都市中京区の戸建て住宅のリフォーム間仕切り壁の工事中です。
京都市中京区で戸建て住宅の全面リフォーム工事をさせてい...

壁の下地貼り

今回はこの石膏ボード(場所によっては合板)貼りの工程です。
木壁下地
間仕切りの下地も終わり、ドア枠もついて、壁の下地貼り工事中です。

洗面所の引き戸の枠もついています。

場所によっては石膏ボードと合板を使い分けています。

石膏ボードと合板の壁下地の比較

石膏ボード 合板
メリット
火に強い(防・耐火性) 石膏ボードの芯材は無機質の石膏ですので燃えることはない。
石膏ボードは音を通しにくい(遮音性)性質があります。
メリット
重いものでも釘やネジで固定でき、衝撃にも強い強度がある。
屋根工事の下地材や、コンクリート型枠としても使用される程、耐水性に優れている。
デメリット
釘やネジが固定できない
点の衝撃に弱い
水や湿気に弱い
デメリット
火に弱い(防・耐火性)
板自体が歪んだり反ることがある。
材料費が石膏ボードよりも高い。

石膏ボードは材料費が安いのですが、釘やネジが固定できないので洗面台やキッチンや棚を取り付ける場所は合板を貼っています。
また、外壁に面する壁の部分も耐震性を上げる為に合板を貼っています。

防火認定を受けた壁です。

合板を貼って、火災時の延焼など大丈夫なのか?と思う人もいると思います。
合板を貼る場合は防火認定を受けた壁紙(クロス)を貼らなくてはいけません。
 
それぞれの分類と加熱され始めてから防火性能を失うまでの時間は次のとおりです。

不燃材料 加熱開始から20分
準不燃材料 加熱開始から10分
難燃材料 加熱開始から5分

ただし、上記の様な防火性能はずっと持続する訳ではなく、防火認定においてはこの様な防火性能を発揮できなくなるまでの時間によって、認定基準を3つに分類しています。


防火性能は材料単独ではなく、組み合わされる下地基材と、どの様に施工されるかによっても変わります。
防火認定された壁紙を選ぶ際には、この様な点にも注意しなければいけません。

ベニヤ・合板・コンパネの違い

合板は、一般的「ベニヤ板」とも呼ばれ、木材を0.5~4mmに薄くむいた板を木繊維を直行させながら積み重ね、接着剤で貼り合わせて1枚の板にしたものです。
合板には、大きく分けて仕上材として使う化粧合板(特殊合板)と、構造関係に使う構造用合板、下地材に使う普通合板、コンクリート工事に使うコンクリート型枠用合板(コンパネ)の4タイプの合板があります。

ベニヤ板 ベニヤ板は、木の丸太を大根のかつら剥きのように剥いて作った薄い板のことです。
厚さは0.6~3mm程度の単層(1枚)のものをベニヤと呼びます。一般的にラワン材のベニヤが多い。
合板 合板は、ベニヤ板を接着剤で積層してできた板のことです。何枚かのベニヤを繊維方向が交互になるように接着し強度を上げています。厚さは用途によって様々ありますが9mm・12mmが一番多く使用されるサイズ。
板のサイズはサブロクサイズと呼ばれる、910×1820mmが基本です。またシハチサイズとよばれる1220×2430mmのものもあります。ともに尺寸の呼び方でサブロクは3尺×6尺の略称です。
コンパネ コンパネは、コンクリートを流し込むときのコンクリート型枠としても使用される程の強度と耐水性のある板です。
コンクリートパネルを略してコンパネと呼ばれています。普通の合板とは違って板の基本サイズが900×1800mmになっています。厚さは12mmがほとんどです。
構造用合板 構造用合板は、その名の通り建築の構造の壁や床、屋根などの下地に使用されます。使用される箇所により厚さが決まっており、JASにより接着材の性能・表面材の品質・有害物質の飛散量なども定められています。JAS認定品には印が押されています。

一般的な下地材や物入れには、普通合板(ベニヤ板と呼ばれる)が使いますが、水掛かりになる洗面脱衣室などは、耐水合板として1類(構造用合板は特類)を使います。