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戸建て住宅フルリノベーション・リフォーム(階段掛け替え)

京都市北区で戸建て住宅のフルリノベーション・リフォームをさせていただいています。
前工程の木工事の様子はコチラからご覧ください。

京都市北区の戸建て住宅フルリノベーション・リフォーム(木工事)
京都市北区で戸建て住宅のフルリノベーション・リフォーム...

階段掛け替え

階段のデザインはこだわって、階段の材料と大まかなカットは広島県の階段デザインで有名な業者に依頼して取り寄せました。

完成のイメージ

階段について

建築基準法「階段の蹴上げおよび踏面の寸法についての規定」の第23条にて

階段の横幅75㎝以上
蹴上げ(ケアゲ:一段の高さ)23㎝以下
踏み面(フミズラ:足をのせる部分の奥行き)15㎝以上

と、規定されています。

階段を掛けていきます。

階段を掛けるには、1階から2階の床までの高さを測り、階段の段板が均等な高さになるようにしなければなりません。
それを計算した上で、階段の側板をカットして、階段の段板が均等な高さになるように側板を柱に固定していきます。

1階の床から折り返しの回り階段の所まで側板を固定出来ました。

1階の直階段部分はスケルトン階段になるので、踏み板のみを固定していきます。
手すりはオシャレな金属製のグースネックです。

回り階段部分の踏み板も強度を保つために柱に差し込み、固定していきます。

横から回り階段を見ると、このような感じで壁は無く、スケルトンになっています。

柱に差し込んだ部分を合板などで更に補強し、階段を一段と頑丈にしていきます。

完成のイメージ

踏み板を設置したら、まず養生をします。
ここで傷が付いてしまうと取り返しがつかないことになりますから。

玄関を開けるとオシャレなスケルトン階段が見えるような素敵な家になります。
完成すると金属製のオシャレな手すりが見えてカッコイイ空間になるでしょう。

完成のイメージ

最後に中間の回り階段から2階の床まで直階段部分を掛けます。
2階までの部分は壁に手すりを付けるので、合板で下地を入れています。

2階の階段手すり部分です。

階段の豆知識(昔の大工さんの掟)

■階段の段数は、奇数が良いと言われていたが13段は避けられた。(呪われるとか、処刑台の階段の数が13段だからと言われていた)
■昔は階段の1段の高さは7寸(約21センチ)と決まっていました。
■玄関から正面直に上がる階段は作らない。
■1階から2階の床の高さで割り切れない場合は1番上と1番下の段で調整する。(1段目と2段目移行の段の高さが微妙に違う。家の階段を測ってみてください。)
■建築基準法の無い頃の階段で急勾配の階段は蹴込み板(けこみ)が斜めになって階段全体の奥行きを短くしていた。
(普通の階段のように蹴込み板を垂直に立てると足が置けない為)