建築業界が人手不足なのはなぜ?
大震災や大阪万博で需要が拡大しているにも関わらず、建設業の人手不足は重労働なのに低い給与や長時間労働で建設業に入ってくる若者が少なく、高齢者の引退も進んでおり、建築業界は深刻な人手不足に陥っています。
建設業就業者数の推移データ
総務省統計局の労働力調査によると、2022年度の建設業就業者数は479万人で過去17年間では89万人減少していることが分かります。
年代別の建設業就業者数
10代の建設業就業者数 | 約3万人 | 0.6% |
20代の建設業就業者数 | 約53万人 | 11% |
30代の建設業就業者数 | 約69万人 | 14.4% |
40代の建設業就業者数 | 約115万人 | 24% |
50代の建設業就業者数 | 約116万人 | 24.2% |
60代以上の建設業就業者数 | 約123万人 | 25.8% |
賢い人は建築業界の人手不足が逆にチャンスだと考えられる
20年後の建設業就業者数の予想は建設業就業者数が全体に大きく減少し、現在よりも高齢者が多くなる事は確実だ。
就業の競争率
みんな、良い大学を出て、大企業に就職したがる。
スーツを着て、エアコンの効いた部屋でパソコンを触る作業を求める。
そんな人が多ければ多いほど競争率は上がり、労働条件や給料が下がるのは予想するまでも無いだろう。
逆に建築業界は人手不足が続くだろうから競争率は下がり、労働条件や給料が上がることが予想出来る。
就業の需要と供給
例えば、現在の建築業界の人手不足が
需要が100で、供給90だったとして
更に少子高齢化が進み、20年後に需要が80になったとしても、供は50程度に下がるだろう。
但し、建築技術の進歩や外国人労働者の増加によって補える部分もあるかと思うが、日本国内の建築は日本人が行うのが一番スムーズで安心できるのは変わらない。
要するに、現在の建築業界の人手不足よりも更に、日本人の建築業界の人手不足が加速するのは間違いない。
若者は建築業界は人手不足だから来なさい!
良い大学を出てれない若者!
良い大学を出て、大企業に就職出来ない若者!
良い大学を出て、大企業に就職しても続かない若者!
そんな若者は建築業界は人手不足だから来なさい!
企業に就職しても、潰しが効かないぞ!
建築業界は、いくらでも潰しが効くぞ!
10年後、20年後、将来は明るいぞ!
企業で何の約にも立たない修行はするな!
今のうちに若者は建築業界で修行すると将来は安泰だぞ!
こんな建築業界は人手不足の考え方に共感できる方はシェアしてください。