前回は会社(オフィス)におけるコロナ対策について、お客様からのご質問にお答えしました。
今回は引き続きお客様からのご質問。工場(製造業)におけるコロナ対策についてです。
コロナウイルスの感染拡大以降、うちの工場でも出来る限りのコロナ対策をしました。しかし製造業ということで難しい部分も多々あり、リフォームをしてはどうかという意見が出ています。
製造業はテレワークの導入が難しく、非常事態宣言時には休業せざるを得なかったところも多かったと聞きます。
はい。実際周りにある工場もいくつか休業を余儀なくされていました。うちは生活必需品の製造を行っており、休業も出来ず、勤務時間をずらして人数を減らしたり、稼働させるラインを減らしたりして、密にならないよう工夫しています。
ご苦労お察しいたします。実際にどのような部分でのリフォームをお考えですか?
工場で必要なコロナ対策
うちの工場で最も問題なのが、換気です。湿度に弱い製品を取り扱っていますので、特に夏場は窓を開ける訳には行きません。近年の酷暑でエアコンの効きが悪いと言った不満の声もあり、その辺りをまとめて解決出来ないものかとご相談した次第です。
ご事情よく分かりました。京都では、暑さ対策や湿度対策はかなり重要です。弊社でも、その点は十分に留意してリフォームのご提案をさせて頂いております。さらに今夏はコロナ対策でこまめな換気を求められている訳ですから、お悩みのことでしょう。
リフォームで出来る工場のコロナ対策
換気が十分に出来て、暑さや湿度の問題も解決してくれるようなリフォームは可能でしょうか?
まずは、工場の壁や屋根に断熱材を入れる工事がおすすめです。これだけでかなりの省エネになりますし、暑さだけではなく寒さ対策にもなります。
うちの工場は古い建物ですので、そういった対策は出来ていないと思います。
コロナ対策で皆常にマスクをしている状態ですから、せめて空調だけでも快適にしておきたいものですよね。他にもエアコンや換気システムを高機能なものに替えることで、冷暖房の効率が上がると同時に、効果的な換気が出来るようになります。