雨水を貯めて、節水だけでなく防災にも役立ててみてはいかがでしょうか。
京都府では、市町村と連携・推進している「雨水タンクの設置補助制度」というのがあり、設置の際には助成金が受けることができます。
京都府の雨水タンク助成制度「マイクロ呑龍(どんりゅう)」とは
京都府では、豪雨等への災害対策や雨水の活用推進のため、雨水タンク設置にかかる費用の一部を補助してくれる補助金制度があります。
雨水タンクは通称「マイクロ呑龍(どんりゅう)」。京都府と連携する市町でそれぞれ補助金を申請、受け取ることができます。
雨水タンクがあれば、このような仕組みで雨水を貯めて有効活用できます。
現在このマイクロ呑龍の設置補助で京都府と連携しているのは、
- ・京都市
・福知山市
・舞鶴市
・綾部市
・宇治市
・宮津市
・亀岡市
・城陽市
・向日市
・長岡京市
・八幡市
・京田辺市
・南丹市
・木津川市
・大山崎町
・久御山町
・宇治田原町
・和束町
・精華町
・与謝野町
の20市町。各市町の窓口で助成金の申請ができます。それぞれの市町によって補助金額の上限などが異なり、事前確認も必要ですので、雨水タンク設置や購入の際に前もって窓口で確認をしましょう。
例えば京都市では、上限が以下のように決められています。
①雨水タンク購入費用の4分の3で、上限37,500円(税込)まで
②設置工事費用の4分の3で、上限10,000円(税込)まで
となっており、①と②両方を申請する場合は、合計での上限が37,500円までとされています。
また、雨水タンクの設置工事費用については、業者に設置依頼をした時のみが対象となります。自分で設置した場合は対象外で補助金は雨水タンク購入費用のみとなります。
その他、対象費用や対象外となる費用も市町毎に異なりますので、京都府ホームページにてご確認下さい。
雨水タンクを設置する際は、転倒しないようにしっかりと土台等を設置して、雨樋の適切な部分を切断、分岐器具を設置するなど、工具や一定の技術がないと難しい部分もあります。
雨水タンク設置で迷ったら私共にご相談下さい。
雨水タンクの目的とメリット
雨水タンクの設置で補助が受けられるのは、
- ・浸水等による被害対策
・断水時の雑用水確保
・水資源の有効活用
といった目的があるからです。
数多くの家で雨水タンクを設置することで、少しでも浸水被害などを軽減することができます。
また、震災等で水道が止まってしまったときなど、トイレの水問題など生活に大きな支障が出ますが、雨水タンクの水はそういった緊急時の備えとなるでしょう。
日常生活でも、雨水タンクを設置しておけば、庭の水やりや、打ち水、車の掃除などに無駄なく活用することができて、節水にもなります。外水道の設置がない場合の代用としても活用できます。
備えあれば憂いなし。ご検討の際には、補助金制度の申請方法なども含め、お気軽にご相談下さい。
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