アパート6部屋改修工事【ユニットバスの施工】です!
前回は解体工事をお届けしました。↓↓↓
解体工事も終了し、「壊す」から「作る」工程に入ってきました。
今から、ユニットバスを組み立てていきます。
ユニットバスは元々お風呂のあった位置に新しいユニットバスを入れ替えます。
水回りの位置を変更せずに、工事を行う事で少しでもコストダウンをはかります。
下の写真の配管はピンク(お湯)やブルー(水)と、分かりやすくなっています。
ピンクやブルーの配管はポリエチレン管パイプと呼ばれ
鉄管と比べ耐久性や断熱性能が優れています。
鉄管だと切断、接続に手間が掛かり、後々サビが出る事もあります。
しかしポリエチレン管は接続に「はんだ付け」などが必要なく
ある程度自由に曲げられるので利便性が高いです。
また、断熱性能が優れているので、冬は凍りにくく、お湯は温度が冷めにくいのです。
そして、柱に立て掛けてあるのがユニットバスの床の部分です。
下の写真はユニットバスの扉です。
扉は一番最後に取り付けるので、傷がつかないように最後まで保管しています。
下の写真の天井にある銀色のダクトは浴室換気扇のパイプです。
この銀色のパイプを最終的に換気扇と接続して浴室の空気を外に出す役割をはたします。
床が完成し、風呂おけが入った状態です。
まだ、壁と天井、ドアが無い状態ですね。
この後、天井、壁の骨組みを組んでいき、壁パネルに穴をあけ
補強材を取り付け、天井に換気扇・照明器具を取り付けます。
ユニットバスの施工(組み立て)自体はユニットバス専門業者が施工しますが
給水管、給湯管、排水管への接続は水道屋さんが施工する連携プレーです。
水道屋さんは基礎コンクリートにスリーブ管、排水管を予め仕込んでおいて
お風呂スペースの真ん中附近に排水管の端を立ち上げておきます。
その準備が出来た状態から、ユニットバス専門業者が施工します。
ユニットバスの各部材はバラバラに搬入され
通常「床」→「壁」→「天井」→「ドア」の順番で浴室の設置を行います。
ユニットバスの設置工事は完了後に
大工さんが浴室のドア周りの壁・床の補修工事とドア枠の造作工事が行われます。
ユニットバスの組み立てが終わったら。サビ防止のためにコーキングをビス穴に入れ
水平を取りながら照明器具や換気扇を取り付けます。水栓、枠も取り付けていきます。
コーキング、エプロン、扉、点検口を取り付け、清掃をしてユニットバス工事の完了です。
このようなユニットバスを6部屋、流れ作業のように続けて行います。