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わんちゃんと快適に過ごせる住宅リノベーション床工事(京都市北区)

前回のわんちゃんと快適に過ごせる住宅リノベーション土間工事に引き続き
今回は床工事です。

住宅リノベーション床工事

基礎の土間工事が終わったので今回は床工事です。
悪くなった根太なども取り替え、床の高さも再確認し、床全体が水平になるように調整を行いました。

根太の間には断熱材のスタイロフォームを敷き詰めていきます。
ちなみに、スタイロフォームは熱を伝えにくく、冬の寒さはもちろんのこと、夏の暑さにも有効です。
また、温度を一定に保つことで冷暖房のエネルギー消費を抑える効果があり、室内環境だけでなく省資源や温暖化防止にも貢献します。
さらに、スタイロフォームは水にも強く床下からの湿気も抑え、床下に発生するカビや腐敗を抑制する役割もあります。

スタイロフォームを根太の間に隙間無く敷き詰めた上には、床用構造用合板を貼り詰めていきます。
根太のピッチが455なので、床用構造用合板の上にフローリングを貼ると歩行時の振動が無くしっかりした床になります。

構造用合板は、「構造耐力上主要な部分に用いることを目的に作られた、強度を出すための合板」と、日本農林規格で定められており、主に木造建築物の壁下地材、床下地材、屋根下地材として用いられるます。
在来工法や枠組壁工法の木造建築物において、「構造用合板」で耐力壁や耐力床を作ることにより耐震性や耐風性を高めることが可能となる他、気密性や防音性も確保できるのです。

床工事は奥が深い

実は「床工事」と一言で言っても奥が深いのです。
リフォーム・リノベーションの場合、基礎は作り変えるのか、補修するのか、補強するのか?
大引き、根太、束は交換するのか、補修するのか、補強するのか、どんな材料を使うのか?
床の下地は貼り替えるのか?現状の床の上に上貼りするのか、補修するのか、補強するのか、どんな材料を使うのか?
色々と、その時その時の状況によって最適な工法を考えます。
もちろん、費用を出せば出すほど良いものが出来ますが、「ここに、そんなに費用をかけなくてもよいのでは!」や「その費用では無理ですよ!」という調整があります。
そこは、お客様と費用の相談を行いながら最適な工法と費用の程よいところを調整していきます。